かつて65社の代理店を持ち、日本でも有数のコスト削減コンサルティング会社を経営していた男の転落人生からの再起を綴るリアルな物語。社会保険料削減ビジネスで社会復帰!

倒産して鬱病になり、5年間入退院を繰り返した経営者の再起ブログ →社会保険料削減ビジネスで起業(社会復帰)する!

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選択肢

  1. 2014/08/11(月) 13:18:41|
  2. 「カテゴリ:病院にて1回死にました」


 

時間は12:45分、自殺を図ってから1時間以上が経った。

とりあえずは、体に目立った異常や障害などはないとのこと。

看護師さん達は口々に「良かったね」と言ってくれる。

僕はその言葉には返事が出来ず、ベッドに横たわり天井を見上げていた。

僕の担当医の先生とこれから面談するらしい。

実は約7年前にも、うつ病で僕はこの病院に3ヵ月入院した。

僕の奥さんがこの病院を選んだのは、前回入院して治療してくれた崎川先生が、今回も担当してくれるからだった。

先生との面談が始まった。

僕は自殺を図った【理由】を先生に話した。

先生曰く、「人は人に迷惑をかけないで生きることはできない。なるべく迷惑をかけないように努めるけれど、迷惑は必要悪なので必ずかけてしまうもの。それを許しあって人は生きている。」

先生の話を冷静に落ち着いて聞けている。

しかし、先生の言葉は僕に響かない…

多分、先生の言っている迷惑と、実際に僕が家族にかけている迷惑のレベルは桁違いだと思うし、そもそも今回の自殺という選択と実行が間違いだと思っていない。

僕の自殺は家族みんなを幸せにできる、唯一の選択肢。これは希望、そして正義。

しかし、結果的に自殺は失敗して、生きていることにも何も感じていなかった。

投げやりになっている訳ではない。至って冷静。

だから、僕を助け様と奔走した看護師さん達にお礼の言葉も出ない。


13時10分、面談は続く…

先生 「とにかく生きないと!あなたの奥さんもそう思って入院を申し出ているんだから。」

…え? とにかく生きろって言った?

僕は視線を上げ、先生を見た。

これまでは、考え方がおかしいとか、おかしくないとか… うつ病だとか、違うとか… 治療するとか、しないとか…

誰もが表面的な部分しか話をしていなかった。

ストレートに生死の部分に言葉を投げかけられたのが初めてだったので、正直ビックリした。

先生は続けて「私と一緒に(←強調)治療して、以前とは違う生活を取り戻しましょう。」と言った。

…以前とは違う生活を取り戻す?

また、初めて聞く言葉。

いくら努力しても、必死にもがいても、取り戻せなかった以前の生活ではなく、新しい生活を病気から取り戻す…

それを僕の奥さんも望んでいる?

僕の奥さんは、言葉や表情から何かしら悩みなどを察知する能力がすごくて、子供が学校で友達とケンカしたり、先生に叱られたり、他にも何かしら悩みがあれば、それが判り指摘する。

今回の入院もそうだ。

僕が危険な状態にあることを察知して、「山梨から僕の母を大阪に呼び、一緒に帰郷させて、以前お世話になった崎川先生を担当医にして専門の病院に入院させる」筋書きを描いた。

そして、まんまと筋書き通りに僕は入院、担当は崎川先生。

自殺まで図っている。

僕の奥さんは間違えない。これまでも、そしてこれからも。

もし、以前とは違う生活を手に入れようと生き続けても、家族に負担や迷惑をかけ続けている事に変わりはない。

新しい選択肢が、頭の中で浮き沈みしている…

考える時間が欲しい。


先生との面談後、任意入院に制限が付き、保護室(留置所みたいな部屋)に入れられそうになり、断固拒否ッ!

結局、閉鎖病棟の監視カメラ付きの部屋に入れられた。

外に出ることは禁止。

特に外に出たいとは思っていないけど、禁止って言われると何故かストレスに感じてしまう。

とりあえずは、考える事と時間がある。

 




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